座骨神経痛 50代 女性

一年半前から右足に痛みとしびれが現れ、病院では腰椎ヘルニアと診断された。ブロック注射や内服薬、鍼灸、整体などに通ったが良くならない。お仕事中立ちっぱなしでいると、お尻がズキンと痛くなり、足の外側にしびれと痛みがある。仰向けで寝ているとお尻が痛くなってくる。椅子に座るときは、痛い方の足を胡坐をかくような形にしないとつらい、とのことで来院されました。
痛みの出る動作を確認してから、その痛みに関連する筋肉を鍼でゆるめると、痛みが軽減しました。
一週間後に来院されたときは、「痛みは楽になりだいぶ動けるようになったが、しびれはあまり変わらない」とのことでしたので、神経を圧迫している筋肉の周囲に鍼をしました。
その後、週に一度の施術でしびれも徐々に改善し、一か月後には痛みはほぼ消失。しびれも足の甲に少し感じるのみとなりました。「あれ?私、座骨神経痛だったんだっけ?」と思うほどに良くなられたとのことです。足の甲に残るしびれも完全に取れるといいなと思います。

足裏の痛み 40代 男性

二週間前から歩くのが嫌になってしまうほど、足裏が痛い。また、その頃より両肩がピリピリと痛くて仕方がない、とのことでした。
お体を拝見すると、ふくらはぎがパンパンに張っています。押圧すると「気持ちいい」そうです。
二足歩行になった人間の足の裏には足底アーチというものがあり、足底にかかる衝撃や荷重を分散させていますが、運動や扁平足などでふくらはぎや足裏に過度に負担がかかると足裏に痛みが生じることがあり、これを「足底腱膜炎」と言います。
この方は扁平足ではありませんので「なぜでしょうね?」と話していると、「あっ、わかった!草履だ!」と。お仕事柄、日常的に底の薄い草履をはいておられ、それが足腰の負担になり、足底に痛みを引き起こしていたようです。腰から足にかけて鍼とマッサージで筋肉をほぐすと、「足が軽くなった、全然違う!」と嬉しそうにお帰りになられました。よかったです。

ふくらはぎの痛み 70代 女性

今朝、台から降りようと地面にかかとを着いた時、左ふくらはぎを痛めてしまったようで、足の中に棒が入ったように突っ張って痛い、とのことで来院されました。すこし、びっこをひいています。
痛みを訴えている箇所を触診すると、体をくねらせて「そこが痛い」と、とても痛そうにされました。
もともと硬くなっていた筋肉に強い力が加わったことで、筋膜に炎症が起きているのではないかと考えました。
これが腰に起きれば「ぎっくり腰」、首に起きれば「寝違い」となります。今回はふくらはぎの筋肉に起きているので「筋違い」でしょうか?
鍼とお灸で炎症を抑える施術をしました。施術後は「少し楽になったが、まだ足の中に棒が残っているような感じがする」とのことでしたが、筋膜の炎症は治まるまでに少し時間がかかるので、帰宅して様子を見てもらうことにしました。翌日「だいぶ楽になったよ」とお電話をくれました。
炎症の範囲が狭かったことや、痛めた筋肉を特定できたこと、痛めてすぐに施術できたことから治りが早かったように思います。一度痛めた筋肉は、硬くなって血流がわるくなると、また痛みを引き起こすことがあります。日ごろから柔軟性を高めておくことが大切です。

座骨神経痛 70代 女性

​20年以上前に座骨神経痛を発症し、一時期、痛みで歩けなくなった。その後、よくなったり悪くなったりを繰り返しているが、昨日より片側のお尻から足の外側にかけて痛くなり、また歩けなくなってしまうのではないかと不安とのことで来院されました。

体形はやせ形で、お尻や足の筋肉も細く、骨粗しょう症もあるそうです。手足に鍼をし、全身の血流を良くしてから、硬くなっている筋肉の緊張をゆるめ、温熱治療も行いました。

施術後は痛みが和らいだようですが、しばらく通っていただいた方がよさそうです。