野菜の一生

更新日:2021年3月30日

三年前より家の近くに畑を借りて、野菜やお花を育てています。

体を壊して療養していた時に、野口勲さんの「種が危ない」という一冊の本と出合ったことがきっかけで畑に興味を持ちました。

野口さんは埼玉県飯能市で野口種苗研究所という種苗会社を営んでおられる方で、「固定種」という昔からつくり続けられてきた種を販売されています。

野口さんの本を読んで、現在スーパーに並んでいる野菜のほとんどは「F1種」といって大量生産できるように品種改良されたものであること、F1種の野菜から種をとっても親と同じ野菜ができない、そのために毎年種を買わなくてはいけないこと、固定種の野菜は生育は均一ではないけれど、味が良く、自家採取した種を翌年もまた蒔けること、種を採り続けると、土地にあった野菜に変化していくこと、などを知り、私も固定種の野菜を育てて食べてみたいと思い、畑を始めました。

畑を始めて一番よかったなと思うことは、野菜の一生をいつも間近で観察できることです。

一粒の種から芽が出て葉が茂り、野菜ができる。その後に、花が咲いてまた種ができる。(ナスやトマトやキュウリ、スイカ、オクラなどは花→野菜の順です)ここまでが野菜の一生です。普段私たちが食べている「野菜」の時期は、人間でいうと20代くらいのキラキラみずみずしい時期に相当するかもしれません。花が咲くころは40~50代、花が落ちて種になるのが80代?など勝手に想像していますが(笑)、どの時期もそれぞれ美しさがあり、いつもハッとさせられます。

写真は人参の花です。人参を収穫せずに畑に置いていくと、芯からひゅーっと塔が立って、花が咲きます。それが種になったのが右の写真です。



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